初心者でもできる、WordPressを守る5つのセキュリティ対策

WordPressのマルウェア感染は、十分な対策を講じていても発生する可能性があります。まずは記事内で解説したセキュリティプラグインの導入をご検討ください。
なぜ、WordPressは特に狙われやすいの?

インターネット上に存在するウェブサイトのうち、実に43%以上がWordPressで作られています。
利用シェアが圧倒的に高いため、攻撃対象(ターゲット)としてサイバー犯罪者に狙われやすいという側面もあります。
しかし、これからご紹介する5つのステップを実践するだけで、Webサイトのセキュリティレベルは大幅に向上します。ぜひ順に試してみてください。
まずやるべき3つの対策
何よりも先に、まずこの3つから手をつけてみてください。これだけで、あなたのサイトのセキュリティレベルは、ぐっと上がります。
1. 強力なパスワードを設定する

WordPressのログインパスワードは、Webサイトのセキュリティにおいて極めて重要です。 「123456」や「password」といった簡単なパスワードを使っていませんか?
安易なパスワードを設定していると、不正アクセス(ブルートフォース攻撃など)を受けるリスクが非常に高くなります。安全を確保するためにも、必ず解読されにくい複雑なパスワードを設定してください。
▼「強力なパスワード」の簡単な作り方
難しく考える必要はありません。一番簡単で強力なのは、「あなただけが知っている、長くて意味のあるフレーズ」を使うことです。
- 良い例:
Watashi-no-Aisuru-Neko-wa-Mike-desu!(15桁以上で、大文字・小文字・記号を混ぜる) - 悪い例:
password123/suzuki01/wpallsafe
もし、良いパスワードが思いつかない場合は、「パスワード生成ツール」といったもので、ランダムな文字列を自動で作るのも非常に良い方法です。
この記事を読み終えたら、すぐにWordPressのパスワードを見直してみましょう。
2. WordPressとプラグインを最新に保つ

WordPressのダッシュボードに表示される更新通知を、後回しにしてしまうことはありませんか?
実は、システム更新(アップデート)こそがセキュリティ対策において最も重要です。WordPressの更新には、機能追加だけでなく「新しく発見された脆弱性(セキュリティ上の不具合)の修正」が含まれています。
古いバージョンのWordPressを使い続けると、脆弱性が放置された状態になり、悪意ある第三者からの攻撃や不正アクセスのリスクが飛躍的に高まります。
▼ 更新前の注意点
更新作業を行う前には、万が一の事態に備えて、必ずサイトのバックアップを取っておきましょう。(バックアップについては、次の項目で詳しく解説します)
WordPressのダッシュボードにログインし、「更新」の項目に通知が来ていないか、確認してみましょう。もし通知があれば、バックアップを取った上で、更新ボタンを押すことをお勧めします。
3. 定期的なバックアップを取る

バックアップとは、Webサイトの全データ(記事、画像、設定など)を複製し、別の安全な場所に保存しておくことです。
万が一ハッキング被害を受けてデータが改ざん・破損した場合でも、バックアップデータがあれば攻撃を受ける前の正常な状態に復元できます。セキュリティ対策において、最も確実で重要な備えの一つです。
多くのレンタルサーバーには、自動でバックアップを取ってくれる機能が備わっています。また、「All-in-One WP Migration」のような、初心者でも簡単にバックアップが取れるプラグインもあります。
あなたのサイトのバックアップが、「いつ」「どこに」保存されているか、確認してみましょう。もし、バックアップを取る習慣がなければ、今日から始めることを強くお勧めします。
セキュリティレベルを上げる2つのステップ
基本的なセキュリティ対策が完了したら、次はWebサイトの安全性をさらに高めるための設定に進みましょう。
4. セキュリティプラグインを導入する

バックグラウンドで不審なアクセスや不審なファイルの混入を常に監視・検知します。例えば、人気のプラグイン「Wordfence Security」は、有害と判断されたアクセスを自動的にブロックします。
初心者の方でも導入しやすい「Wordfence Security」や「All In One WP Security」など、無料で利用できる高機能なプラグインが多数存在します。
まずは紹介したプラグインのいずれか一つをインストールしてみましょう。初期設定のままでも、導入するだけでWebサイトのセキュリティ強度は向上します。
5. ログイン試行回数を制限する

不正アクセス(ログイン)の代表的な手口の一つに、「ブルートフォースアタック(総当たり攻撃)」があります。これは、考えられるすべてのパスワードパターンを連続して試行し、突破を試みる攻撃です。
この対策は、「ログイン失敗が指定回数に達した場合、一定時間ログインをブロックする」設定を有効にすることです。連続試行を防止することで、ブルートフォースアタックによる不正アクセスを効果的に防ぐことができます。
この機能は、「Wordfence Security」をはじめとする、多くのセキュリティプラグインに標準で含まれています。
導入したセキュリティプラグインの設定画面を開き、「ログインロックダウン」や「ブルートフォース攻撃対策」といった項目が有効になっているか確認してみましょう。
まとめ:今日からできることから始めよう
今回ご紹介した5つの対策は、WordPressセキュリティの基礎となる重要なプロセスです。これらの対策を実施するだけで、未対策の状態と比較してWebサイトの安全性を大幅に高めることができます。
すべての対策を一度に実施する必要はありません。まずは「パスワードの変更」や「システムの更新確認」など、即座に対応可能な項目から進めてみてください。
「自社での対応に不安がある」「すでに不正アクセスの兆候が見られる」といった場合は、いつでも./slsh(スラッシュ)へご相談ください。Webサイトのセキュリティ診断から緊急時の復旧対応まで、包括的にサポートいたします。
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